このホームページについて

この度、K's Pointのホームページが始動しました。
あなたがあなた自身にもっともっと深く出会えるために、このサイトがお役に立てば嬉しいかぎりです。
                              
2009年5月12日

緑の枠

K's Pointの活動は、J.クリシュナムルティの思想と向き合いながら、自己およびその生活の理解、改善にむけて強い関心をもつひとたちの日々の研鑽への寄与を目的として営まれています。そのための講演会、探求の会、K語・観察会などの事業のいずれもが一定の環境条件を必要とするため、あくまで小規模なものにとどめ、集客数の増加を目的とした広報活動には力をいれてきませんでした。こうしたことから、K's Pointの活動は、限られた少数のひとたちに知られるにとどまっておりました。
この度、ホームページを立ち上げることにより、若干の広がりをもって、クリシュナムルティの思想に関心のあるひと、あるいは潜在的な共鳴者にむけて、会の案内や出版物の紹介などの情報の発信がおこなえるかと期待しています。

コミュニケーションという言葉を、今日、頻繁に耳にし目にします。
メールを交換する。電話する。しゃべる。こんな行為をしていれば、その質は問わず、「コミュニケーションしている」という楽観的で軽薄な認識が世間では支配的なようにみえます。音声によるものであれ、文字によるものであれ、言葉という記号をモノ扱いして交換する行為がコミュニケーションと呼ばれているようですが、それだけでは単なる物々交換にすぎません。それでは、知識をベースとする考えというものは頭脳に届いても、真意はこころの深部には到底届きません。
ホームページは、ただのコミュニケーション・ツールであり、それ以上ではありえないし、それ以上を求めてはならないとおもいます。とはいえ、ネット上の情報交換は、身体機能の拡張という点において、時間と経費の節約になります。そこに利点があり、開設の意義はこの点につきます。

モニター上の言葉からも、思いやりや愛の「概念」を読みとることはできますが、それは自己閉塞的回路に流入した言葉が、自ら蓄積した記憶との接触をとおして、「よろこび」という感情反応を生じさせているにすぎません。こうした媒体に、ひととひとの間の真の交流の代替を期待するのは、ぬいぐるみに恋をするように愚かなことです。
このホームページ開設を機に、一層、真の交流の生起や実現にむけて、アナーキーで実験に富んだ場の提供にK's Pointは尽力をそそぎたいとおもっています。

本会の活動に、今後とも諸氏のご理解とご支援をお願い致します。

K's Point
                              ウサギ