過去の講演会

2009.6.28  六館堂(京都・二年坂)/講演者:森本武(K's Point主宰)

演題:自己同一性滅失に向けた瞑想導入講演会

『「私」は「記憶」にすぎない。』

 ―J. クリシュナムルティの洞察を追体験する


2. J. クリシュナムルティの瞑想

◆瞑想を意図してはじめようとすると、それは瞑想でなくなってしまう。
良いことをしようとすると、良いことは実を結ばない。謙虚さを身につけようとすると、それは損なわれてしまう。
瞑想は、窓を開けっ放しにしているときに、自然に入ってくるそよ風である。意図的に窓を開けっ放しにしておいて、風を招き入れようとしても、それはやってこない。

If you set out to meditate, it will not be meditation. If you set out to good,
goodness will never flower. If you cultivate humility, it ceases to be. Meditation is
the breeze that comes in when leave the window open; but if you deliberately keep
it open deliberately invite it to come, it will never appear.

◆瞑想は、未だ知識に汚染されていない場を見出す行為である。
 (全く記憶のかけらも存在しない領域を見つけること)
 Meditation is to find out if there is a field which is not already contaminated by the known.

◆瞑想は、思考からの解放であり、真実の法悦における躍動である。
 (思考がすべて死滅し、真実の歓喜だけが感じられる)
 Meditation is the freedom from thought, and a movement in the ecstasy of truth.

出典:MEDITATIONS, Krishnamurti Foundation India,1980
   translated by Morimoto Takeshi

 

 

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